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 先日の文教経済委員会で、学校の耐震工事を受注していた企業が、

不渡りを2回だし、契約解除となった報告がありました。

その工事は、次の企業が請け負い、耐震工事は学校に

影響が出ないようにするそうです。

 入札時にその企業の経営状態も調べられるわけですが、

「問題ない」という判断でした。

学校の耐震化を請け負う企業は、小さな企業にはできず中堅の

規模の企業です。しかも公共事業を請け負う様な企業が、

わずかの期間で倒産に追い込まれるというのは、

相当な不況の波が押しよせているのではないでしょうか。

 また、別件でも倒産の相談がありました。

こういうことは、私のところには初めてのことでした。


 日本経済の約6割が私たち庶民の消費家計です。

経済立て直すには、大企業の内部留保260兆円の一部を使い、

日本の企業の99%を占める中小企業の下請け単価切り下げなどをやめさせ、

仕事に応じた賃金を支払わせる仕組みを国で作ることです。

また大企業で働く人の賃上げや、正社員化、新卒の雇用を生み出すことです。

これらをやっても、大企業の内部留保はなくなりません。


今、電気・情報産業での13万人のリストラなど問題になっていますが、

新しい政治に切り替えて、日本経済立て直しを実現するチャンスが今来ている

と思います。

ぜひ、ものにしたいと思います。
 先週9月10日に一般質問に立ち

「再生可能エネルギーの抜本的普及促進を」を

テーマに質問を行いました。


 日本共産党八王子市議団が求めてきた住宅リフォーム助成。

それが決まったのは、一昨年の12月の党市議団の質問で、

「居住環境整備事業」として実現し、

震災後の昨年6月から申し込み開始、太陽光パネルの設置や耐震化

のリフォーム助成として始まりました。

それも申し込み殺到で、特に太陽エネルギー等利用機器

が一番多く、市が出した補助金総額に対して23倍の

事業費が地域におちました。

今年も6月に太陽エネルギー等利用機器のみ別枠で

2千万円の予算で始まりましたが、

わずか1か月半で申し込みがいっぱいになりました。

住宅での再生可能エネルギーも促進しながら、

八王子市全体の資源でどうエネルギーを賄って

いくのか、またその事業体は、大企業の独占ではなく

地域分散型で市民も出資や寄付でるシステムを

構築するよう求めました。

それにあたって、市民や学識経験者を交えた

地域エネルギー推進協議会を設置するよう求めたところ。

市側から「検討していく」との答弁がありました。

市長に対しては、「八王子のエネルギーは八王子市民が消費し、

八王子の利益は市民が享受できるようなシステムが必要。

再生可能エネルギーの導入についての決意を」求めたところ

「国の動向を見ながら、導入していく」という答弁でした。

国会議員の吉井英勝さんの本では、「核燃料サイクルにつかってきた

国の予算は、再生可能エネルギーの予算の200年分


「再生可能エネルギーの物理的限界潜在量は12兆キロワット時近くになる。

これは今あるすべて原発の発電量の40倍を超えるもので、

日本の総発電電力量約9000億キロワット時の約13倍

物理的限界潜在量というのは、

研究開発や技術の進展の度合いで増えていくもので、

再生可能エネルギーには豊かな可能性がある」

などこの質問を通して改めて知りました。

引き続き、脱原発、再生可能エネルギーの普及促進を求めていきたいと思います。
 先日、八王子駅南口周辺の商店街を回り

お話を聞かせてもらいました。

南口には、252億円もの税金を投入して南口開発が行われました。

その影響を聞くと、「人の流れが変わった。デッキができて

人が分散するようになった」「南口に入ったテナントの中には

もう撤退するのではといわれているところもある」

「どうして八王子市は一カ所に大きなものを作るのか。

それでは発展しない。地域経済を応援してほしい」など

さまざまな声がでました。

また、消費税増税に対しても「今あげられたら厳しい」

と反対の署名にも応じてくださいました。

南口開発に対する検証が必要です。投じた税金で、本当に

賑わいができたのか、地域経済にどのような影響をもたらしたのか、

など客観的に調査する必要があると思います。

すでに、歩行量調査では、南口は昨年全体的に減っていることがわかって

います。さらに調査を進め、これ以上の大型開発必要なのか、

検証していきたいと思います。


そごう八王子店の存続を求めるシンポジウムがあります。

「八王子からデパートの灯をけさないで!!」

日時  5月13日(金)開場9:30~ 開演10:00~11:50

場所  八王子東急スクエアビル12階 学園都市センターイベントホール 電話042-646-5611

参加費 無料

主催 「そごう八王子店の存続を考える会」

です。

4月30日に行われた、署名活動も、商店街のみなさんや、超党派の議員が参加。

私も少しですが、お手伝いさせていただきました。

地域の経済を守るためにも、そごう八王子店で働く人の雇用を守るためにも、

なくしてはならないデパートだと思います。

ぜひ皆さんも、ご参加いただければと思います。


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4月30日の署名活動 桶屋の芸子さんも頑張っておられました。