10月23日から24日石巻市と女川町に行ってきました。
八王子市の復興支援災害対策特別委員会の視察です。
八王子市は、都内でも他にほかにはない「復興支援」をテーマに
2011年特別委員会を立ち上げました。
党市議団が提案しました。
今回は、石巻市に行きました。
石巻市はあの震災時、被害が広範囲に及び、
時間がたっても水が引かないなど報告され、
日本共産党は、党の力のある東京が集中して
石巻市に入ることになり、私たち八王子市議団と
地域の方々が数十名で、2011年5月と9月に支援に入った場所です。
5月には、まだ市内に魚の腐敗したようなにおいが残り、
食べるもにも困っている方々が、多くおられ
私たちの炊き出しの列には700人もの列ができるほどでした。

今回はどのような変化があるのか、見てみたいと思いました。
まず、立ち寄った食堂でお話をきくと、
「海岸近くは、公園などにする予定。山側の土地は高騰している。
海岸近くに住んでいた人たちは、広い土地に住んでいても等価交換ができなく
狭い土地になってしまうケースもある」とのことでした。
次に石ノ森萬画館を訪ね、被害の状況をお聞きしました。
私たちも、日和山という高台から、この施設を当時見たときには、
がれきや船が打ち上げられていて、大変な状況がわかりました。
1階部分に5、6m近く浸水したそうです。
今では再オープンし、新たな展示なども行っていました。
その後、その萬画館から日和山まで歩いて、党市議団で
特別委員会委員の山口和男議員と行ってきました。

歩いていく途中に堤防工事の看板がありました。
避難所にもなっています。
行ってみると、海側の門脇地域は、一部がかさ上げされていましたが、
何も建っていませんでした。

所有者のわからない新築の住宅が一軒だけ、一階部分が
吹き抜けのまま取り残されていました。

写真は石巻高校の部活の方が元気に練習をしていました。


↑2011年五月の日和山からの光景
なかなか復興計画が、進んでいないところも多く感じました。
二日目は女川町に視察に来ました。
震災後の状況と議会対応についてお話しをお聞きしました。
女川町は、あの震災で町民の約1割の827人以上が犠牲になり、
家屋の9割が被害を受けたそうです。
議会を開く市役所も流され、避難誘導をしていた四人の議員が亡くなりました。
ライフラインだけでなく、公共施設までもが流され、
毛布などの物資も全て流されたそうです。
火葬場まで被害を受けたために、ご遺体をしばらく置かなくてはならないなどの、
目の前の住民の要望に答えていかなければならない議員としての役割をお聞きしました。
のちにわかりましたが、この発言をされた高野ひろし議員は、
日本共産党女川町議で、女川原発再稼働の是非を
住民一人一人に聞くことを党の議員と無所属の議員と3人で
行っている方でした。
「女川町は合併に参加しなかったのが今となっては住民の合意
を得るうえで良かった」と発言されていました。
復興はURに多くの事業を委託していて、山を削り、かさ上げをするなどして、

移転をする準備が進んでいるそうです。
町のあちこちに重機が入って工事をしていました。「H30 年までに必ず復興する」と住民にも説明しています。
山肌も削っているところが多数あり、階段状にして住む計画だそうです。
要望をお聞きしたところ「まずは現状を見に来てほしい」「特産品の販路を」
「コミュニティの再建の手伝いを」
「技術者が必要」とのことでした。
八王子市でも何か答えていかれれば、と思います。

女川町役場前で高野議員の写真を撮らせて頂きました。
八王子市の復興支援災害対策特別委員会の視察です。
八王子市は、都内でも他にほかにはない「復興支援」をテーマに
2011年特別委員会を立ち上げました。
党市議団が提案しました。
今回は、石巻市に行きました。
石巻市はあの震災時、被害が広範囲に及び、
時間がたっても水が引かないなど報告され、
日本共産党は、党の力のある東京が集中して
石巻市に入ることになり、私たち八王子市議団と
地域の方々が数十名で、2011年5月と9月に支援に入った場所です。
5月には、まだ市内に魚の腐敗したようなにおいが残り、
食べるもにも困っている方々が、多くおられ
私たちの炊き出しの列には700人もの列ができるほどでした。

今回はどのような変化があるのか、見てみたいと思いました。
まず、立ち寄った食堂でお話をきくと、
「海岸近くは、公園などにする予定。山側の土地は高騰している。
海岸近くに住んでいた人たちは、広い土地に住んでいても等価交換ができなく
狭い土地になってしまうケースもある」とのことでした。
次に石ノ森萬画館を訪ね、被害の状況をお聞きしました。
私たちも、日和山という高台から、この施設を当時見たときには、
がれきや船が打ち上げられていて、大変な状況がわかりました。
1階部分に5、6m近く浸水したそうです。
今では再オープンし、新たな展示なども行っていました。
その後、その萬画館から日和山まで歩いて、党市議団で
特別委員会委員の山口和男議員と行ってきました。

歩いていく途中に堤防工事の看板がありました。
避難所にもなっています。
行ってみると、海側の門脇地域は、一部がかさ上げされていましたが、
何も建っていませんでした。

所有者のわからない新築の住宅が一軒だけ、一階部分が
吹き抜けのまま取り残されていました。

写真は石巻高校の部活の方が元気に練習をしていました。


↑2011年五月の日和山からの光景
なかなか復興計画が、進んでいないところも多く感じました。
二日目は女川町に視察に来ました。
震災後の状況と議会対応についてお話しをお聞きしました。
女川町は、あの震災で町民の約1割の827人以上が犠牲になり、
家屋の9割が被害を受けたそうです。
議会を開く市役所も流され、避難誘導をしていた四人の議員が亡くなりました。
ライフラインだけでなく、公共施設までもが流され、
毛布などの物資も全て流されたそうです。
火葬場まで被害を受けたために、ご遺体をしばらく置かなくてはならないなどの、
目の前の住民の要望に答えていかなければならない議員としての役割をお聞きしました。
のちにわかりましたが、この発言をされた高野ひろし議員は、
日本共産党女川町議で、女川原発再稼働の是非を
住民一人一人に聞くことを党の議員と無所属の議員と3人で
行っている方でした。
「女川町は合併に参加しなかったのが今となっては住民の合意
を得るうえで良かった」と発言されていました。
復興はURに多くの事業を委託していて、山を削り、かさ上げをするなどして、

移転をする準備が進んでいるそうです。
町のあちこちに重機が入って工事をしていました。「H30 年までに必ず復興する」と住民にも説明しています。
山肌も削っているところが多数あり、階段状にして住む計画だそうです。
要望をお聞きしたところ「まずは現状を見に来てほしい」「特産品の販路を」
「コミュニティの再建の手伝いを」
「技術者が必要」とのことでした。
八王子市でも何か答えていかれれば、と思います。

女川町役場前で高野議員の写真を撮らせて頂きました。
新年あけましておめでとうございます。
昨年の続きが中々けずにいましたが、
これからの課題でもあるので、福島視察の様子を書きたいと思います。
2013年11月13日(水)
二本松市の「道の駅ふくしま東和」を訪問し、そこで放射能汚染の中で農業を進めている方々から、お話を伺いました。
安達地方農民連事務局長の本多さん
二本松市は直線距離で40キロ。福島県の農家が農地をどうしたのかをお話したい。一年目は、状況がわからない中で作付けしてしまった。2年目の春、ゼオライトという粘土質の土をまいた。セシウムはプラスイオン、粘土質の土はマイナスイオン、これがくっつく。稲が吸着しないようにこれをまけと、県から指示があった。事実上の最終処分を自分の畑ですることになった。高圧除染もやった。組合をつくって取り組んだ。柿は、木の皮をはいだりと様々な対策をした。田んぼで採れた米は全袋検査。端数も検査、一粒残らず検査。放射能測定器を通ってバツになったものは、100ベクレル以上、それをゲルマニウム半導体ではかって出なければ市場へ。1050万袋中99.99%は100ベクレル以下だった。そういう取り組みをやってきた。自分もはかって安心した。
農民連では、独自に機械をベラルーシから取り寄せた。地面において、1㎡何ベクレルあるかはかる機械である。GPS機能があり、どこで測ったか、わかる。東電は、検査機器の費用を損害賠償で支払い拒否している。証拠を見せないと補償せずに、「面倒だからやらない」というのを相手が待っているのが感じられる。
私たちはこれまで、山の木の葉っぱを集めて肥料にしていた。山にもセシウムがふったので、それを使えば、セシウムを集めて使うようなもの。「ちゃんと測ったのか」と東電から言われるので、ちゃんと測って請求しようということになった。農民連では、放射能も大変だが一番は原発をなくすこと、太陽光の事業も取り組んでいる。国の補助も活用し、3,4機をやる予定。子どもや孫、福島にも未来はあるので取り組んでいる。送電線の経費もかかる。
損害賠償、毎月1回、請求している、3億くらいは総額はっている。所得税は、課税、消費税は非課税になっている。強制避難区域の人たちは確定申告日は決まってない。まだやらない人もいる。
分断もある。浪江の方に対して、他県から来た応援の警察官が、車を止めて、「これはお前のか」とチェックされた、など聞いている。
仮説の方は高齢者が多い、帰らない、と決めている人もおり、他の土地を買おうとしている人もいる。高齢者は早く復興住宅作ってほしいという人もいる。
野菜を売りに着てほしいと仮設住宅から言われ、週2回売りに行けないので仮設の中のお世話をしている人に取りに来てもらっている。「おいしいです」と好評。
東京電力に、自殺した有機農家の奥さんが、「あやまってほしい」と言いに行った。和解金が出た。弁護士からは「和解金をもって最大の誠意としたい」と。要するに、「お金をやるから絶対に謝らない」という態度だ。「賠償金をもらったのだからいいだろう」という態度に出ている。
私たちは1万人の原告を目指して「生業(なりわい)訴訟」をおこしてたたかっている。
また、原発事故以前の放射線量に戻すよう求めている。事故直後は、もっと早くに収束し被害を最小限に抑えられると思っていた。原発を廃炉にするにしても、トリチウムという物質はどうしても取り除けない。アメリカではひたすら水で薄めて川に流している現状がある。

私は、この道の駅で売っていたお米を買って家で食べました。
本当においしいコシヒカリでした。
原発事故直後からの皆さんの努力を考えると、
「二度と原発を動かしてはいけない」と強く感じました。
原発が廃炉に向かうまで、福島の皆さんと連帯して頑張りたいと思います。
昨年の続きが中々けずにいましたが、
これからの課題でもあるので、福島視察の様子を書きたいと思います。
2013年11月13日(水)
二本松市の「道の駅ふくしま東和」を訪問し、そこで放射能汚染の中で農業を進めている方々から、お話を伺いました。
安達地方農民連事務局長の本多さん
二本松市は直線距離で40キロ。福島県の農家が農地をどうしたのかをお話したい。一年目は、状況がわからない中で作付けしてしまった。2年目の春、ゼオライトという粘土質の土をまいた。セシウムはプラスイオン、粘土質の土はマイナスイオン、これがくっつく。稲が吸着しないようにこれをまけと、県から指示があった。事実上の最終処分を自分の畑ですることになった。高圧除染もやった。組合をつくって取り組んだ。柿は、木の皮をはいだりと様々な対策をした。田んぼで採れた米は全袋検査。端数も検査、一粒残らず検査。放射能測定器を通ってバツになったものは、100ベクレル以上、それをゲルマニウム半導体ではかって出なければ市場へ。1050万袋中99.99%は100ベクレル以下だった。そういう取り組みをやってきた。自分もはかって安心した。
農民連では、独自に機械をベラルーシから取り寄せた。地面において、1㎡何ベクレルあるかはかる機械である。GPS機能があり、どこで測ったか、わかる。東電は、検査機器の費用を損害賠償で支払い拒否している。証拠を見せないと補償せずに、「面倒だからやらない」というのを相手が待っているのが感じられる。
私たちはこれまで、山の木の葉っぱを集めて肥料にしていた。山にもセシウムがふったので、それを使えば、セシウムを集めて使うようなもの。「ちゃんと測ったのか」と東電から言われるので、ちゃんと測って請求しようということになった。農民連では、放射能も大変だが一番は原発をなくすこと、太陽光の事業も取り組んでいる。国の補助も活用し、3,4機をやる予定。子どもや孫、福島にも未来はあるので取り組んでいる。送電線の経費もかかる。
損害賠償、毎月1回、請求している、3億くらいは総額はっている。所得税は、課税、消費税は非課税になっている。強制避難区域の人たちは確定申告日は決まってない。まだやらない人もいる。
分断もある。浪江の方に対して、他県から来た応援の警察官が、車を止めて、「これはお前のか」とチェックされた、など聞いている。
仮説の方は高齢者が多い、帰らない、と決めている人もおり、他の土地を買おうとしている人もいる。高齢者は早く復興住宅作ってほしいという人もいる。
野菜を売りに着てほしいと仮設住宅から言われ、週2回売りに行けないので仮設の中のお世話をしている人に取りに来てもらっている。「おいしいです」と好評。
東京電力に、自殺した有機農家の奥さんが、「あやまってほしい」と言いに行った。和解金が出た。弁護士からは「和解金をもって最大の誠意としたい」と。要するに、「お金をやるから絶対に謝らない」という態度だ。「賠償金をもらったのだからいいだろう」という態度に出ている。
私たちは1万人の原告を目指して「生業(なりわい)訴訟」をおこしてたたかっている。
また、原発事故以前の放射線量に戻すよう求めている。事故直後は、もっと早くに収束し被害を最小限に抑えられると思っていた。原発を廃炉にするにしても、トリチウムという物質はどうしても取り除けない。アメリカではひたすら水で薄めて川に流している現状がある。

私は、この道の駅で売っていたお米を買って家で食べました。
本当においしいコシヒカリでした。
原発事故直後からの皆さんの努力を考えると、
「二度と原発を動かしてはいけない」と強く感じました。
原発が廃炉に向かうまで、福島の皆さんと連帯して頑張りたいと思います。
11月11日から13日の3日間、日本共産党八王子市議団は、
いわき市と二本松市に視察に行ってきました。
初日はいわき市役所にて、市議会事務局の方からお話を聞きました。
出迎えてくれたのは、下水道の職員の皆さんと、八王子市から1名派遣された
市の職員の方でした。これは、いわき市から八王子市に対して、
「技術職の職員が必要」との要請を受け、長期間派遣された方です。

その後事務局の方から、今のいわき市の現状を聞きました。

いわき市は、被災地の9自治体を受け入れている自治体です。
そのため、深刻な住宅不足となっており、都市計画を変更するかどうか
問われている時期にあるということでした。いずれにせよ、
被災者の皆さんが地元に帰れるのかどうかによっても、事情は
変わってくるとのこと。また、一番驚いたのは、市役所に内定が
決まった市外の方が、市内に家を探しても見つからず、
内定を辞退された、といこと。住宅不足の深刻さがよくわかりました。
また、被災者の仮設住宅に向け、ロケット花火を打ち上げられたり、
落書きがされるという事態もおきており、被災者との軋轢が生まれている
こともお聞きしました。
日本共産党いわき市議団からはさらに詳しく現状を聞いたところ、
津波と原発の被害を保障する法律が違うため、補償に差が出てきている
とのことでした。住宅なども差があるそうです。

「線引きなしの保障」というのはこういうことか、と改めて実感しました。
また、いわき市議団の渡辺市議からは、漁業関係者が
「放射能で汚染されたものを流通させたくない」との強い意志で、
放射能測定を渋っていた県に対して放射能測定をさせた、とのこと。
そして操業再開のための準備をしていた最中の、汚染水漏れ。
本当に、再稼働や輸出をやっている場合ではありません!
また、渡辺市議は、原発作業員の支援を行ってきました。
「福島の未来は、あの作業員のみなさんにかかっている」との
立場で、支援をしてきたとのこと。先日は、原発作業員の中継所
Jビレッジで、作業員に梨を配る、という記事が赤旗に掲載されて
いました。この時も、渡辺市議らが施設内に入り梨を配ることを、
監視付ではありますが、Jビレッジ側も許してくれたと。ビラを
配らないかどうか、見られていたそうですが。。
作業員の流失が深刻な現状を反映しているとのことです。
次の日、Jビレッジ付近を案内してもらいましたが、いたるところに
作業員へのメッセージをかいた共産党のポスターが貼られていました。

ポスター「危険手当を増額させた労働者がいます」「この行動でみんなの労働条件が改善されることを願っている」
今、都心では、オリンピックや消費税増税前の駆け込み需要の
影響で、機器を使える作業員が流れていること。
なんと、原発作業員の中には、ピンハネで1日6千円程度の日当
一方都心の仕事は1日3万円!
どちらの仕事が私たちの命がかかっているのか、
明らかではないでしょうか。
現状を突き付けられた1日目でした。
渡辺市議は「現状を多くの人に見てもらいたい。それが
大きな運動につながる」と強調されていました。
風化させないためにもぜひ皆さんも見に行ってっください!
また、2日目ブログに書きたいと思います。
いわき市と二本松市に視察に行ってきました。
初日はいわき市役所にて、市議会事務局の方からお話を聞きました。
出迎えてくれたのは、下水道の職員の皆さんと、八王子市から1名派遣された
市の職員の方でした。これは、いわき市から八王子市に対して、
「技術職の職員が必要」との要請を受け、長期間派遣された方です。

その後事務局の方から、今のいわき市の現状を聞きました。

いわき市は、被災地の9自治体を受け入れている自治体です。
そのため、深刻な住宅不足となっており、都市計画を変更するかどうか
問われている時期にあるということでした。いずれにせよ、
被災者の皆さんが地元に帰れるのかどうかによっても、事情は
変わってくるとのこと。また、一番驚いたのは、市役所に内定が
決まった市外の方が、市内に家を探しても見つからず、
内定を辞退された、といこと。住宅不足の深刻さがよくわかりました。
また、被災者の仮設住宅に向け、ロケット花火を打ち上げられたり、
落書きがされるという事態もおきており、被災者との軋轢が生まれている
こともお聞きしました。
日本共産党いわき市議団からはさらに詳しく現状を聞いたところ、
津波と原発の被害を保障する法律が違うため、補償に差が出てきている
とのことでした。住宅なども差があるそうです。

「線引きなしの保障」というのはこういうことか、と改めて実感しました。
また、いわき市議団の渡辺市議からは、漁業関係者が
「放射能で汚染されたものを流通させたくない」との強い意志で、
放射能測定を渋っていた県に対して放射能測定をさせた、とのこと。
そして操業再開のための準備をしていた最中の、汚染水漏れ。
本当に、再稼働や輸出をやっている場合ではありません!
また、渡辺市議は、原発作業員の支援を行ってきました。
「福島の未来は、あの作業員のみなさんにかかっている」との
立場で、支援をしてきたとのこと。先日は、原発作業員の中継所
Jビレッジで、作業員に梨を配る、という記事が赤旗に掲載されて
いました。この時も、渡辺市議らが施設内に入り梨を配ることを、
監視付ではありますが、Jビレッジ側も許してくれたと。ビラを
配らないかどうか、見られていたそうですが。。
作業員の流失が深刻な現状を反映しているとのことです。
次の日、Jビレッジ付近を案内してもらいましたが、いたるところに
作業員へのメッセージをかいた共産党のポスターが貼られていました。

ポスター「危険手当を増額させた労働者がいます」「この行動でみんなの労働条件が改善されることを願っている」
今、都心では、オリンピックや消費税増税前の駆け込み需要の
影響で、機器を使える作業員が流れていること。
なんと、原発作業員の中には、ピンハネで1日6千円程度の日当
一方都心の仕事は1日3万円!
どちらの仕事が私たちの命がかかっているのか、
明らかではないでしょうか。
現状を突き付けられた1日目でした。
渡辺市議は「現状を多くの人に見てもらいたい。それが
大きな運動につながる」と強調されていました。
風化させないためにもぜひ皆さんも見に行ってっください!
また、2日目ブログに書きたいと思います。
少し前に、被災者の方から、
放射能の健康被害について、
ご相談がありました。
「せめて子ども達だけでも検査を受けさせたい」
市にも問い合わせてもらいましたが、
福島県が独自行っている検査は、
県民の帰還が目的で、その中でも、
受けられる人とそうでない人と線引きが
あることがわかりました。
そもそも、あれだけの事故が起きたのに
国として、心配なかたすべてに検査を
させるのが当然だと思いますが、
この程度の検査にとどまっていることに、
怒りを感じざるを得ませんでした。
先日、フェイスブックで、
東京民主医療機関連合会が、
東京に避難している被災者に対して、
独自の検査を行っていることを知りました。
全日本民主医療機関連合会は、
私も医療事務として働いた場所でもあり、
水俣病裁判、原爆症裁判など、患者の声を
裁判でも証言し、権利を勝ち取ってきた
医療機関の連合体です。
そちらに相談したところ、お子さん、親御さんとも
検査をしていただけるとのこと。
被災者の皆さんの声に、少しでも近づけたかな、
とほっとしました。
被災者の皆さんにとっては、
あの事故を目の前にしたら、
どこにいても、心配なのは当たり前です。
被災者の皆さんの願いに、引き続き
寄り添って行きたいと思います。
放射能の健康被害について、
ご相談がありました。
「せめて子ども達だけでも検査を受けさせたい」
市にも問い合わせてもらいましたが、
福島県が独自行っている検査は、
県民の帰還が目的で、その中でも、
受けられる人とそうでない人と線引きが
あることがわかりました。
そもそも、あれだけの事故が起きたのに
国として、心配なかたすべてに検査を
させるのが当然だと思いますが、
この程度の検査にとどまっていることに、
怒りを感じざるを得ませんでした。
先日、フェイスブックで、
東京民主医療機関連合会が、
東京に避難している被災者に対して、
独自の検査を行っていることを知りました。
全日本民主医療機関連合会は、
私も医療事務として働いた場所でもあり、
水俣病裁判、原爆症裁判など、患者の声を
裁判でも証言し、権利を勝ち取ってきた
医療機関の連合体です。
そちらに相談したところ、お子さん、親御さんとも
検査をしていただけるとのこと。
被災者の皆さんの声に、少しでも近づけたかな、
とほっとしました。
被災者の皆さんにとっては、
あの事故を目の前にしたら、
どこにいても、心配なのは当たり前です。
被災者の皆さんの願いに、引き続き
寄り添って行きたいと思います。
先日行われた、ハイパーレスキュー隊の発隊式の様子です。

手前の小さめの機械が無人で威力のある放水をするそうです。

注水作業でおなじみの消防車。

防護服を来た隊員が救出作業
ハイパーレスキュー隊は、福島第一原発事故でも注水作業で出動した
のが記憶に新しいと思います。
日本共産党都議団の政策として、ハイパーレスキュー隊の配備を
事故前から訴えてきました。
多摩地区で活動するハイパーレスキュー隊は、八王子市に配備ということで
八王子市役所で発隊式が行われました。
今までになかった原発事故を想定した防護服などを着た隊員の訓練。
事故前までこうした訓練が、東京で、全国で行われてきたでしょうか。
安全神話につかっていてまともに訓練さえ行ってこなかったのが現状では
ないでしょうか。
注水作業で見た消防車や、原子炉内部に入ると思われるリモコン操作の機械。
見ていると、ぞっとしてきました。
「ここで、使うことがないように」
もちろん、廃炉にするまで、これまでの核燃料廃棄物などが
あります。
地震が続いている中、安全な管理も必要で、備えも必要です。
事故を起こした福島原発にも、廃炉作業には困難が
あり、あらたな廃炉の技術も必要です。
財界のねらい、「原発再稼働」にはこたえるわけにはいきません。
原発再稼働はありえない、すべて廃炉に。
気持ちを新たにしました。

手前の小さめの機械が無人で威力のある放水をするそうです。

注水作業でおなじみの消防車。

防護服を来た隊員が救出作業
ハイパーレスキュー隊は、福島第一原発事故でも注水作業で出動した
のが記憶に新しいと思います。
日本共産党都議団の政策として、ハイパーレスキュー隊の配備を
事故前から訴えてきました。
多摩地区で活動するハイパーレスキュー隊は、八王子市に配備ということで
八王子市役所で発隊式が行われました。
今までになかった原発事故を想定した防護服などを着た隊員の訓練。
事故前までこうした訓練が、東京で、全国で行われてきたでしょうか。
安全神話につかっていてまともに訓練さえ行ってこなかったのが現状では
ないでしょうか。
注水作業で見た消防車や、原子炉内部に入ると思われるリモコン操作の機械。
見ていると、ぞっとしてきました。
「ここで、使うことがないように」
もちろん、廃炉にするまで、これまでの核燃料廃棄物などが
あります。
地震が続いている中、安全な管理も必要で、備えも必要です。
事故を起こした福島原発にも、廃炉作業には困難が
あり、あらたな廃炉の技術も必要です。
財界のねらい、「原発再稼働」にはこたえるわけにはいきません。
原発再稼働はありえない、すべて廃炉に。
気持ちを新たにしました。
Copyright © 2006 アオヤギ有希子の活動日誌 All rights reserved.
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