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 5月9日、八王子市内の憲法9条の連絡会主催の、

市民パレードが行われ、私も参加をしました。

250人以上の方が参加、沿道の方からも大きな反応がありました。

 特に、若い方からも手を振るなど反応があり、

ビラをまいていた人は全部のビラがなくなった、とのこと。

 憲法は、簡単には破壊させないぞ、という勢いを感じました。

 先日は、地域を回っていると、

 戦争体験、特に八王子大空襲のお話を聞きました。

10代の前半の子どもの時に、空襲を体験。

自分は難を逃れたが、多くの死体が横たわっていて、

死体をまたぐような状態だった、みんなで死体を一カ所に集めた

というお話でした。

 貴重な証言でした。この八王子も戦禍をこおむりました。

 自衛隊が海外の戦闘地域で、武器で応戦することをリアルに

想像していかなければならないと思います。
 
 アメリカでは、戦死者のほかに帰還兵が1日22人自殺するような状況です。

PTSDなども蔓延しています。

 この代わりに、日本の若者を差し出すわけにはいかないのではないでしょうか。

道理のない戦争に日本の若者を参加させるわけにはいきません。


みなさんと共同をさらに広げて、

安倍政権の戦争立法をストップさせていきたいと思います。

本日6月24日は、議会最終日。

いくつかの意見書が提出され審議されました。

「集団的自衛権行使容認に反対する意見書」

は、私たち日本共産党八王子市議団と

民主党会派、社民ネット自治の会がそれぞれ

提出していた意見書を文言調整をし、統一して

提出し、民主党会派が提案者となり、

わが会派は賛成討論を行いました。

結果は15対12で賛成多数で可決となりました!

都内では、小金井市、国立市、西東京市の3つの自治体で

可決されていますから、4つ目の自治体となりました。

内訳は、
賛成:日本共産党八王子市議団5人、民主党会派5人、

社民・ネット・自治の会3人、無所属小林議員、及川議員

計15人

反対:自民党新生会11人、みんなの党1人

計12人

退席:公明党会派9人

討論が終わり、公明党会派が退席する中で、

自民党議員から動議が出されました。

それは、提案者(民主党)の説明と

意見書案文が違う部分があるから、

もう1度提出しなおしては、という内容でした。

確かに、提案者が、3会派が合意した意見書案分に

加えて、解釈で改憲するのはダメだが、

集団的自衛権が行使できる場合があるかのような

発言がありました。

議長(公明党出身)は、「審議されているのは

意見書案文であり、説明内容ではないので、

採決したいと思う」というと

自民党議員からまた動議。議会運営員会を開けと。

わが会派の山越議員が「議長が内容を整理したように

採決に入るべき」との進行動議を出しました。

その後もまた自民党議員から動議。

わが会派の山口議員が

これまでの提案説明と意見書案分が違う

ことは多々あった旨を述べて進行動議。

そして採決になりました。

公明党9人が退席していますので、

議場は、27人となり15対12という結果になりました。

議長にも権限がありますし、国に提出するのは

意見書本文ですので、進行したのは

正しかったと私は思います。

一筋縄ではいきませんでしたが、

多摩26市中最大の58万人都市の

八王子市議会で可決されることは、

画期的な意思表示になるのではないでしょうか。

安倍政権の集団的自衛権行使容認を、

断念させるために、市民の皆さんと

一点共同で頑張ります。