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 数か月ぶりの更新になります。

8月19日、私と館ヶ丘団地のみなさんで、参議院吉良よし子事務所の控室で、

UR都市機構から説明を受け、要望書を提出しました。

主な内容の一つ目は、団地が賃貸を開始して以来、

41年開店していたスーパー(現グルメシティ)が突然8月に入り、

「8月28日をもって閉店」する旨の張り紙を掲示したことについて、

早急に次の代替施設の誘致を求めるものです。

 団地のスーパーは、そこでしか買い物ができない

高齢者などが多く利用しており、買い物弱者を生みかねません。

代替施設を求めるとともに、それまでの期間、

移動販売などの業者を団地に来てもらうことを要望しました。

URからは、「次の業者と契約できそうだ」(19日時点)

現在では次の店舗の店員の募集が開始されており、

契約が進んだと考えられます。
 
 それまで2か月半の期間どうするのか、URからは

「移動販売は八王子市と協議している」とのこと。

後日、八王子市産業政策課に移動販売について

問い合わせると「なかなか業者は見つかっていないが、

個人の業者が団地内に引き続きURにも働きかける」

と回答がありました。

決まった代替施設が、これまでのスーパーと

同様の役割が発揮できるのか、

それまでの移動販売が可能か

住民のみなさんと改善させていきたいと思います。


もう一つの要望内容は、団地の一部の「集約化」(閉鎖)の問題です。

これまでURは、団地の集約化の計画を発表し、

その中に館ヶ丘団地も含まれていましたが、

ついに今年から団地の4街区と3街区の一部を集約化

するため対象の住民に説明会を開いてきました。

団地のコミュニティが大きく変えられる問題ですので、

団地の住民全体にも説明を行うよう、求めるとともに、

対象地域の住民の補償をしっかり行い、

高齢者、障害者にもしっかいり対応するよう求めました。

 URからは、「お客様窓口に団地全体の説明を求める

声が出ていない」ということで、改めて説明するよう求めました。

引き続き、国会議員団とも連携して要望していきます。


これまでUR館ヶ丘団地の要望を市に伝え、

道路の補修が完了しました。

 その経緯をお知らせします。

昨年の春、団地に医療センター側から入る上り坂の

道路が削られ、穴や深いワダチができ、アスファルトが

砂状になっている部分あり、非常に状態が悪化していましたので
改善前



団地道路②




市に、要望したところ、入り口から館中のバス停手前まで

「H25年度中に補修する」と返答があり、

団地の皆さんにビラでお伝えしました。

 その後、昨年市に進捗状況を問い合わせた際

市から「国道南道路の連結道路を今後新たに作る

予定があるので、今回補修しようとする部分が廃止に

なる計画のため、補修はできない」と返答がありました。

私は、現在も生活道路、バス路線として使用しているので

何とか補修できないか再度要望しました。

 その後、市から「廃止にならない部分である坂の中腹まで

補修をする予算が付いた」と連絡がありました。

 (計画では、坂の途中から都立翔陽高校側に切り込み、

医療センターの入り口に連結する道路にするとのこと)


 そのため、坂の中腹までの補修となりました。

しかし、今回補修しなかった部分も、穴を埋める

などの補修に応じるとのことです。

皆さんのご意見引き続きお聞かせ下い。
団地地図 縮小


 また、以前UR都市再生機構の東京支社に対して、

団地のみなさんと一緒に要望した、

洗濯機のの排水を、風呂場に流す際に、

風呂場の戸を空けなければならないので、

他の部屋で一部施工していた

「風呂場のドアに穴をあけホースを通せるようにする」

ことを要望していましたが、

これが、ほぼすべての棟で実施されています。

引き続き、皆さんの声を市やURに届けたいと

思います。
昨日は、横山南市民センターで「さようならUR」という

ドキュメンタリー映画を見ました。

これは、日野市の高幡台団地73号棟の住民のみなさんが、

URから耐震不足を理由に追い出しを迫られている問題を

取り上げています。

耐震強度が足りないのであれば、補強して住めるように努力するのが

貸主の義務だと思うのですが、住民が73号棟の設計図を要求すると、

なんと全面黒塗りの用紙が何十枚も提出される、という始末です。

全面真っ黒で、周りの縁だけ白い報告書には、あきれました。

(このなものをコピーしたら、とんでもない量のトナーを使います)

こうして情報も全く公開せず、ただ立ち退きを迫るということに、反発した

住民のみなさんを、今度はURが訴えるということをして、

裁判中で、9月13日が証拠調べがあります。

「終の棲家と思い移り住んだのに」

「引っ越し費用はそう簡単に出せるものではない」

悲痛な住民の声が映画では紹介されています。


監督の早川由美子さんと73号棟のみなさんが駆けつけてくれ

訴えていただきました。


URの問題は、住民が払っている家賃収入はわずかながらも

収益を上げているのに対し、土地転がしで莫大な損失を出したり、

高級住宅での負債があるということです。

それを住民に押し付け、住まいを奪うようなことは許せません。

この問題を解決しなければどのURでも、73号棟のようなことが起きうると

思います。

八王子市民を見ても、7割の方が300万円以下の収入というときに、

一部屋10万円以上もするような住宅を作ってもなかなか売れないと思います。

空き部屋を改修して安価で入りやすい住宅を、提供すれば地道に収益も

あげられるのでは、と思います。

URには地に足をつけた経営方針を持っていただきたいと思います。


早川監督が昨日の様子をブログにのせていただきました!
http://brianandco.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/jp-969b.html
私も写っています
UR館ヶ丘団地に、避難してきたご家族から相談を受けていた件で、

朗報が届きました


そのご家族は、4階に入居していたのですが、

おじいさんが退院して来るので

1階に移りたいと申し出たところ、

「新居に入居するのと同じ金額がかかる」と言われました。

それで、ご家族から相談を受け、

5月12日URの南多摩住宅管理センターに要請に行きました。

ご家族の方と、団地の自治会長、

自治会長の呼びかけにこたえたみんなの党市議、無所属の市議と

私アオヤギと、ご家族の相談にのっている住民の方と

一緒に要請をしました。

南多摩住宅管理センターからは「1階の空き部屋はない」「わからない」

との返事。「ご要望はUR東日本支社に伝えるが、厳しいと思う」と。

一同、落胆してその日は帰りました。

その日のうちに、私は、日本共産党国会議員団の東京事務所に連絡。

次の日には、館ヶ丘団地に秘書の方が来て、私と一緒に、実際に空き部屋はないか

調べたところ、いくつか見つかりました。(要請の時にも団地の住民の方から

1階に空き部屋はたくさんある」と報告されていました)

実際に部屋番号もたずさえて、秘書の方が13日URの本社に要請

UR本社は「調査する」と回答していました。

そして本日、回答がUR本社から秘書の方に知らせが来て

「1階に移ることができます」と返事がありました

「確かに1階に空きはありました。先に入居希望の方が優先ですが、

希望されている方より、空き部屋が多くあるので、移動可能です」と!

今回の非常事態でもあり、無料で入居できることになりました。


一時は、難しいのかも、と思い、八王子市にもいいところがないか

問い合わせもしましたが、なかなか条件にあうところも少なかったので、

団地内で、移動ができ、ほっとしています。


ご相談を受けた被災者ご家族に、自閉症をもつYちゃんがいます。

交渉中は何度もYちゃんの顔が浮かび、

「このままでは、Yちゃんに顔むけできない」そんな思いでした。

要望がみのり、本当に良かったです!!

引き続き、被災者の救援復興支援に全力で取り組んでいきたいと思います。


先日、館ヶ丘団地の共益費の見直しが行われ、

400円の値下げが4月1日から実施されることになりました。

この問題では、前にもお伝えしたように、

昨年、住民の皆さんと一緒にUR都市機構に、

家賃の値上げストップとともに、共益費の値下げを求めていました。

館ヶ丘団地の共益費は毎年繰越金が増え続けていることも示しながら、

値下げを求めたところ、URからは、「値下げまたは、団地の修繕にまわす」

と回答していました。URでは、3年に一度の家賃値上げが控えています。

引き続き家賃の値上げストップを求めていきたいと思います。