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石巻ボランティアの主に2日目をご報告します。

2日目は、あいにくの雨。

「人が集まるのか」

「この瓦礫の中に人はいるのか」

などの不安がありました。

朝9時近くに現場に行くと、数人の方が。

炊き出し会場到着
22日炊き出し開始
お話を聞く

現地の手伝いの方かと、話しかけると

「炊き出しがあると聞いてきました」。

こちらは、お昼の予定で、準備を始めるところだったので

急いで準備を始めました。

その間に、議員団は、待っている人から傾聴ボランティア

をしました。

「仕事がくびになり、失業保険をもらっているが、
その後がない。こういうの(炊き出し・物資配布)は助かる」

「津波の被害があった地域では、今でも食べるものにも困っている
家族からは、『あなたはこうした物資をもらってくる役目だ』と言われている」

と今も深刻な状況です。

準備している間も、どんどん人が増え、先に物資の配布を行うことになりました。
トラック
物資配る前
物資の列

物資配った後



この物資もたくさんバスに詰め込んで持ってきたものと、

支援センターに寄せられたものでしたが、

たった40分であっという間になくなりました。



本当にたくさんの人が物資を待っていたのだなと思いました。

炊き出しもそのあと始まり、2回行いました。

のべ700人の方が炊き出し・物資配布に訪れました。

これまで石巻市の日本共産党では、人口6万人のうち

1万人に物資を届けたそうです。

みなさんが、全国から寄せられた物資が被災者を支えています。


自治体に寄せられた義捐金(共産党にも全国から6億円が寄せられています)

は、被災者の方に聞くと「まだもらっていない」など、

まだ自治体のところで、止まっているケースが多いようです。


日本共産党の共同支援センターでの活動も、引き続き重要な役割を

果たすと思います。支援を続けたいと思います。