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9月6日、足立区にあるあだち若者サポートステーションひきこもりセーフティネットあだちを日本共産党都議団や山口和男市議と一緒に視察してきました。

足立区は、生活保護受給者が約2万人を超え、財政を圧迫しているそうです。

学校を中退したり、ひきこもりになってしまったりすると、なかなか就職できず、生活保護につながるということもあり、足立区はほかの自治体に先駆けて、若者の雇用対策にのりだしました。

その一環として足立区と東京都とNPO法人が、協力して若者サポートステーションを立ち上げたそうです。
これまで、ハローワークでは仕事を探すことだけしかできず、なかなか相談や支援が不十分だったそうですが、相談できる場所とハローワークを同じ場所におき、連携を強めているのが特徴です。

ひきこもりになってっしまった方や、学校を中退してしまった方の数を把握して、対応しているのが印象的でした。

あだち若者サポートステーションでは、中学・高校を中退してしまい、履歴書の書き方や面接の受け方などがわからない方のためのセミナーを開いたり、カウンセラーを置いて相談に応じるなど、多彩な支援をしています。


民主党の事業仕分けにかかった部門もあったり、東京都のモデル事業として始まったため3年間で終了させられそうになったそうですが、東京都と足立区が協力して「カウンセリングの相談を受けている方を途中でなげだすことはできない」と訴え、存続させたそうです。

現場の職員の方々は、本当に良心的に働いていらっしゃいました。

「一に雇用、二に雇用」などと言うなら、こういった事業を仕分けにかけるな!と言いたいですよね!

私は、民青同盟というところで、青年の雇用問題を取り組んできました。

民青では、「何でも話せる居場所を」「居場所の力を発揮して」いったかんじで、

青年の本当の居場所をつくろうとしてきましたが、自治体がそれを支援しているという段階にはいったのだな

と、すごいなと、思いました。

サポートステーション  DSC01071_convert_20100907185042.jpg 
                           左は山口市議、私、右は吉田都議(見切れてますが

セミナー
セミナーの様子