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 2月8日復興支援災害対策特別委員会の

2年間の任期が終わりました。

 私は副委員長として参加をしていました。

この特別委員会は、被災地への復興支援をどうするのか、

また、八王子市の防災対策はどうするのか、

調査研究をする委員会です。

震災直後から、市内の被災者への対応や、

被災地への支援について真剣に話し合ってきました。

 八王子市では、依然として300人以上の被災者の方々が、

避難生活を送っています。その方々に対しての支援として、

交流会を開いたり、また、住居のあっせんなどを行ってきました。

 一つ一つの活動を、この委員会で確認しながら進んできました。

被災地への支援は、ボランティアへの高速道路の費用の助成が行われました。

この助成はボランティアの募金を募りそれでまかなっていますが、

この募金がなくなり今は助成はなくなっていますので、

引き続き募金を募るよう求めています。

 そして一番の課題であった「顔の見える支援」の議論では、

被災地は広範囲に及び、それぞれの地域で要望が違うこと、

東京都市長会で支援する被災地を限定することはできないか、

など模索をしました。
 
 その結果、八王子独自で支援する被災地を決めていくことになり、

原発事故で苦しむ福島県の中の八王子市と同じ規模の自治体、

いわき市を支援し、災害協定も視野に入れていわき市とも八王子市が

話し合いをしてきました。実際に八王子市の部課長数人が赴きました。

 いわき市が、複数の被災地の冶自体の機能が

移ってきており複雑な状況になっていることがわかりました。

 すぐに八王子市とは災害協定を結べる状態ではありませんでしたが、

いわき市のほうからの要望で、「自治体職員が足りない。

いわき市は震災の一か月後にも直下型の地震で

インフラがいまだに整っていない。とくに技術職が必要」

との直接の申し出があり、震災直後から派遣していた職員を

さらに長い単位で派遣することになりました。

 こうした結果になったのもこの委員会での真剣な議論と

それに答えた市の成果だと思います。

 さらに継続して発展させていければと思います。

私が一番うれしかったことは、被災者の方から

「八王子市の対応は他とちがう」と言われたことと、

自分のふるさとの福島県いわき市にご縁ができたことが

何よりもうれしいことです。

 心のこもった支援で被災者、被災地のみなさんを応援

しいていきたいと思います。
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