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 おとといは、小中一貫校になった加住中学校の、中学校給食を

食べさせてもらいました。

八王子市は、この間の運動も実り、中学校給食が実現しましたが、

デリバリーランチ方式(市内の業者が一括してお弁当を作り、20度まで温度を下げ、10度の保冷車で各学校に配達)で喫食率が20%代と

あまり食べられていないのが現実です。

 加住中は、小中一貫校になったので、親子方式(小学校の給食室で作ったものを食べる)

になりました。

 学校の中を案内してもらうと、生徒さんたちが農業にも取り組み、

また、地産地消で地域の農家から

お米や野菜を買っているとのことでした。

食と農


 そうして地域の農家の方と結びついているのを特徴としているそうです。

実際食べてみると、野菜もたくさん使われていて、大変おいしかったです。

 学校自体も、小中合わせて300人程度で、クラスも20人くらいの少人数で

のびのびと勉強しているようでした。(小学2年生の算数の



授業は元気いっぱいでした

 八王子市すべての学校で、この親子方式で地域でとれた新鮮な野菜を

食べさせてあげたいなと、思いました。


給食 給食を食べる


午後は、厚生労働省に行って来ました。

12月5日に行われる就職シンポジウムの実行委員として、

学生の皆さんと、笠井あきら衆議院議員と一緒に、厚生労働省に要請しました。

主に、就職活動のルールを企業がやぶっている現実について議論になりました。

「4月1日に入職して、3日間ダンボールの解体作業をさせられ、

『あなたはこの仕事に向いていない』と言われくびになった」

などの声が出されました。

そこでわかったのは、労働基準法違反など労働者から告発があり、

司法処分受けた企業は昨年でなんと1000件!

私たちは「ブラック企業といわれる企業をちゃんと学生に公開してほしい」

「学生の離職率が高い企業を調べてほしい」と訴えました。

しかし、厚生労働省はちゃんとした返事をしませんでした。

今、たくさんの学生が就職活動をしている中で、

企業が学生の足元を見るような圧迫面接なども横行しています。

私の知り合いの知り合いの方も、

「片親を亡くして、そのことを履歴書に書いたら面接官に

『何で亡くなったの?』と聞かれショックを受けた」

言われた方は、本当に悔しかったと思います。

しかし、今の法律では雇用主と労働者になってから法律はあっても、

労働者になる前の学生と、企業のあいだには何の法律もない

野放しの状態です。

今、就職活動をきっかけに引きこもりになってしまう青年が増えていると

言われていますが、こういった圧迫面接など

を放っておけば、本来働ける人が働けなくなってしまい

企業や日本全体にとっても深刻な事態になってしまうと思います。

引き続き、企業に就職活動のルールを守らせるため、

私もがんばりたいと、決意を新たにしました。ko.jpg
厚生省との交渉