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 前にも、少しお伝えしましたが、韓国旅行に、初めて一人で行ってきました!
と言っても、韓国には留学している知り合いがいて、迎えてくれましたが。



一度韓国旅行はしたことはあるのですが、韓国の歴史、特に日本の侵略の歴史にふれてみたいと思い、まず行ったのが西大門(ソデムン)刑務所です。


この西大門刑務所は、戦前日本が、朝鮮を侵略した時に、侵略に抵抗して民族独立を掲げてたたかった人々が、日本の治安維持法によって捕まえられ、拷問され、処刑された場所です。(戦前は、韓国と北朝鮮には分かれておらず、一つの朝鮮という国だったので、そう表記します)

朝鮮で民族独立を訴えることが、日本の治安維持法で裁かれること自体、おかしな話ですが、2万5千人もの朝鮮人が処刑されたそうです(8/23付 しんぶん赤旗
(今しんぶん赤旗では韓国併合100年の特集をやっています。ぜひご覧ください。)       
DSC00906_convert_20100820220704ソデムン       DSC00910_convert_20100820220856ソデムン中 
門の前                        ↑独房の中には人形が置かれ、とてもリアルで怖かったです
DSC00922_convert_20100820221048独立門 

独立門


案内にいたのは、なんと軍服を来た青年たちです。兵役だと思います。


一番印象的だったのは、処刑場(撮影不可)でした。

処刑される人の目線の先には、1本のポプラの木が。

説明には、このポプラの木を見ながら、朝鮮の独立を願った、と書いてありました。

そのポプラの木は今も青々と、静かに茂っていました。



この場所を訪れて思い浮かべたのは、侵略戦争反対を命がけでうったえた戦前の日本共産党員の人々です。

おなじ治安維持法で捕らえれ、多くの人が命を落としました。

日本共産党の元中央委員長の故宮本顕治さんも、戦前とらえられ、収監されたのが網走刑務所ですが、ちょうど同じような赤レンガの刑務所だったと思います。

朝鮮の人も、戦前の日本共産党も、同じ志でたたかったことが、日本共産党の野党外交にも大きな架け橋となっています。そして日本と韓国の、真の友好を築くためにも、大きな架け橋になることだと思います。

タプコル(パゴタ)公園は、3.1独立運動(1919年)で人民が蜂起し、ここから朝鮮全土に運動が広がりました。

DSC00982_convert_20100820221555タプコル 
今は、おじさんやおじいさんでいっぱいで、なかなか石碑などには近づけませんでした。


一緒に行動してくれた留学生は、元従軍慰安婦の方々が暮らすナヌムの家でボランティアをすると言っていました。頼もしいです。 がんばってね!




おまけコーナー


DSC00959_convert_20100820221314東大門    DSC00941_convert_20100820225540川 
東大門(トンデムン)と、李明博大統領の大型公共事業の清渓川(チョンゲチョン)

DSC00989_convert_20100820225718焼肉    DSC00935_convert_20100820225346まっこり
焼肉は、豚肉だけたのんだだけで、キムチなどの副菜やサンチュが食べ放題で、お腹いっぱいに。
右上は、トンドンジュ(マッコリの一種?)甘酸っぱいどぶろくです。ちなみに、マッコリとたのむと、炭酸入りのマッコリがきます。


以上、旅のご報告です。

やっと書けてすっきりしました。 おやすみなさい