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先日、日本共産党八王子市議団と一緒に、

他自治体と比べて八王子市の教育・福祉に対する予算の支出が

どうなっているのかを学びました。

八王子市は、敬老見舞金の廃止などで、高齢者一人当たりの

老人福祉費が都内の全ての自治体の中でワースト2位(H20年度)に

落ち込んでいることが分かりました。

中でも、敬老見舞金は、他の自治体のほとんどでは

数万円程度(府中市は最高齢者に10万円贈呈)の祝品や祝金を

贈呈しているのに対して、八王子市では、100歳の方に

お茶と最高齢者に祝状をわたすのみ。

八王子市のお年寄りに対するお祝いの姿勢が見えません。

これは、本当に恥ずかしいことだと思いました。

 また、教育予算では、小学校のテスト用紙など

消耗品の費用などを含む小学生一人あたりの教育活動費が、

23区平均と比べて1/4、市部平均と比べて1/2以下と

極端に少ないことが分かりました。

また、中学生にいたっては、その教育活動費を含む

中学生一人あたり消費的支出(他に人件費、管理費、補助活動費などを含む)が、

都内で一番低くなっています
 
八王子の予算は、他の自治体よりそれほど少なくないはずなのに、

これほど高齢者福祉や教育予算が落ち込んでいるのは、異常です。

さらに分析は必要ですが、八王子駅南口開発などの大型公共事業からのつけが、

教育や高齢者福祉に影響しているのではないでしょうか。


先日、しんぶん赤旗でに載っていた記事で、

小学生2人が、自分のお小遣いからノートとお菓子を買い

ある自治体の窓口に「困っている子に役立ててほしい」と

届けたそうです。

こうした小さな善意に今度は国や自治体がこたえる番ではないでしょうか?



 八王子市が、くらし・福祉優先の市政になるように、市

の財政のチェック機能を果たしながら、がんばっていきたいと思います。