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暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、扇風機とクーラーの併用で、いつもより

設定温度をさげずに、節電も頑張っています。


さて、初めての議会が終わりました。

今回の議会は、原発の問題、自然エネルギーの問題が

焦点となっていたと思います。


私の初質問もその2つでした。

市長にも今回の原発問題の見解を聞いたところ、

「原発事故は、戦後最大の国難」

「国にいおいてエネルギー政策が検討されると思う」

と答弁がでました。

今、原発問題が、あらたな局面にきていることは

間違いないと思います。


議会最終日に全会一致で可決されたのが、

「原発から撤退し、自然エネルギーへの転換を求める意見書」

です。日本共産党八王子市議団の提案でした。

「期限を決めて原発から撤退する」ということが

盛り込まれてあり、それが全会一致で可決ということは

本当に画期的なことだと思います。

これをきっかけに、意見書どおりに原発をなくしていき、

自然エネルギーの転換を市でも進めていきたいと思います。

みなさんご存知でしょうか?

日本は、原発54基で、約4800万キロワット発電できるそうですが、

仮に日本で自然エネルギーを最大限に利用した場合、

発電できるのは20億キロワット!!

そうしたの潜在的な能力を持っていると、環境省が言っています。


放射能のことを考えると、一刻も早くこの能力を

生かさない手はないと思います。


また、自然エネルギーへの転換に進む過程でも、

雇用が生まれると思います。

原発を誘致した地域には、地元の人が多く

働いているケースが少なくなく、

そのために「原発はなくせない」という意見もあります。

しかし、福島原発事故を見ても、ひと度事故が起これば、

事故の処理で現場にいる人は、

福島県民がほとんどだとも聞きました。

福島では使っていない電力のために、放射能の危険性にされされながら、

お金をもらうにしても、福島の住民が、

事故処理の最前線にあたる、本当に大きな矛盾を感じます。

放射能の危険は何にも代えられない、そう思います。

事故の収束のために、東電は情報を正確に早く公開し、

日本の知恵と英知を結集してもらいたいと思います。

福島原発事故を教訓にして、原発撤退を実現していきたいと

強く思います。